日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会

2 眼サルコイドーシスの診断の手引き 


表2 眼サルコイドーシス診断の手引き


臨床所見の特徴

   @ 前部ぶどう膜炎
  A 隈角結節、周辺部虹採前癒着特にテント状PAS
   B 硝子体の数珠状、雪玉状、塊状又は微塵状混濁
C 網膜血管周囲炎(多くは静脈炎、ときに動脈炎)及び血管周囲結節
D 網脈絡膜滲出物及び結節
E 網脈絡膜の広範囲萎縮病巣(光凝固斑様又はこれに類似の不定形萎縮斑)
以上の6項目中3項目以上のときは臨床診断疑群としてサルコイドーシスの診断基準1-(2)Bの検査成績から診断する。


2 参考事項

   @ ぶどう膜炎に顔面神経麻痺、角結膜乾燥症や唾液腺障害を併発している場合には 、眼サルコイドーシスを疑わなければならない。
  A 視神経乳頭の充血や肉芽腫はときに眼サルコイドーシスのことがある。
   B 続発性緑内障の発生に注意しなければならない。